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紀伊藩士高井家文書及び工芸品 きいはんしたかいけもんじょおよびこうげいひん
収蔵品情報
年代 | 江戸~近代 |
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収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 旧紀伊藩士高井家に伝来した資料。文書類は、系譜、親類書、勤書、「火矢一通」と標題される軍書他の近世文書が7冊22通、近代文書(新聞・雑誌類を含む)が23点である。ほかに拝領されたと思われる工芸品として、白楽平茶碗(「楽」印)、紫釉寿字蝙蝠文茶碗、日の丸文軍扇が含まれる。高井家は、系譜によれば先祖直時が大和郡山城主・筒井順慶(1549~84)に仕え、孫の三十郎直吉の代に家伝の火矢や龍車の武芸によって、寛永6年(1629)に紀伊藩に50石・10人扶持で登用された。同15年(1638)には、島原一揆に有馬氏のもとに遣わされるなど、特殊な武芸の家であったようである。 |