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月海良融像 げっかいりょうゆうぞう
利根川月海
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 絹本著色 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 縦長の画面下方に、長い白髭を生やして髷を結い、帯刀して羽織・袴をまとって座る骨格の逞しい老人を描く。脇に「大峰葛城千日満行者、月海大阿闍梨良融(花押)」とあり、大峰と葛城の千日籠行を満行した、月海良融(利根川月海・1801?~72)という修験者によって描かれた自画像である。大峯葛城千日満行者であることを示し、満行を果たした安政5年(1858)ごろの制作と想定することも可能であろう。月海良融は、上野国新治村(みなかみ町)出身で、画は柿沼山岳(1774~1859)に学び、竹・鍾馗を得意とした。 |