和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
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方棹吟秋図 ほうたくぎんしゅうず

岡本緑邨

収蔵品情報

年代 江戸
材質・技法 紙本墨画
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  江戸時代後期から明治時代初期にかけて活躍した、和歌山出身の画人・岡本緑邨(1811~81)の作品。画面の形態や引手跡の位置から、もとは天袋貼付であったと考えられる。最も左に位置する画面の左上には、「方棹/吟秋」の題と「丁卯/夏日/緑邨/寫」の款記、「岡本邦直」(白文方印)「季温」(朱文方印)がみられる。「渓山無尽・秋江漁艇図襖」と同じく、明治3年(1870)に描かれたことが款記からわかり、一連の制作と考えられる。横長の画面を活かして水平方向の速さを的確に表現している。和歌山市・谷井家旧蔵資料。

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