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梅林図 ばいりんず
長坂雲在
収蔵品情報
年代 | 近代 |
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材質・技法 | 絹本淡彩 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 伊勢国松坂に生まれ、長保寺(海南市)に僧籍をおいて諸国を遊歴し、おもに山水画の作品を残した長坂雲在(?~1905)による作品。白い梅の花がいたるところで咲く早春の山里の風景を描き、手前の人家へ川に渡した綱をたぐって小舟で向かう人の姿がみえる。遠景の高山は、まだ冬のたたずまいで、木々の芽吹きや梅の花は見られない。雲在自作と思われる題詩は、「無谷春山無不楳、楳苾處水濚洄、拙翁一自艸游記、萬口喧傳曳杖来」という七言絶句である。款記によれば、明治36年(1903)、雲在晩年の作とわかる。落款印の「長徳私印」(白文方印)と「雲在」(朱文方印)が捺されているほか、遊印として「不易不野」(白文方印)が画面下にある。 |
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