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和歌浦図巻 わかのうらずかん
野際蔡真
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本淡彩 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 135㎝以上の長尺の紙を2紙貼り継いで、北西から南東の方向へ俯瞰して、和歌浦(和歌山市)の秋の風景を描いた絵巻。第1紙には天満宮から片男波の先端までを、第2紙には琴ノ浦から雁戸鼻までを彩色して描いており、景観の描写や、黄色の小札に墨書された付箋の情報もほぼ正確である。作者は、紀伊藩お抱え絵師野際家の2代目の野際蔡真(1819 ~ 71)で、不老橋が描かれていることから、架設された嘉永4年(1851)以降、箱書の年紀・明治元年(1867)までの間が景観年代と思われる。 |