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本朝法華験記 ほんちょうほっけげんき
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本墨書 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 比叡山首楞厳院の僧鎮源が長久年間(1040~44)ごろに編纂した仏教説話集で、法華経の霊験譚や持教者の伝などを、菩薩・比丘・沙弥・比丘尼・優婆塞・優婆夷・異類に大別しつつ、上巻40話、中間40話、下巻49話の計全129話を収録する。本品は、享保2年(1717)、京都・六角通御幸町西江入町の書林茨城多左衛門の板行。紀伊国に関わる説話が8話みられ、とくに、法華経信仰の拠点としての熊野と、その道中各所の因縁譚・霊験譚が語られる。 |