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南紀高松焼 色絵牡丹図土瓶 (西本正治氏収集陶磁器類のうち) なんきたかまつやき いろえぼたんずどびn
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 南紀高松焼 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | あでやかな牡丹が描かれた白磁の土瓶で、口の下部に「南紀/高松」の朱字銘があり、南紀高松焼の陶器場で絵付けしたもの。底部は無釉。両耳に藤材かと思われる弦を渡して持ち手とする。胴部の一方の面には、鮮やかな色絵で牡丹と蝶を描き、もう一方の面には「数朶紅雲静/不飛含香含/態酔春暉東/皇雨露知多/少昨夜風前/已賜緋」という明代の詩人・馮琦(1558~1603)による七言絶句を記す。陶工・田村高山(生没年未詳)が上絵付けを施した作例とされるが、確証には欠ける。 |