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高野山細見大絵図 こうやさんさいけんおおえず
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本銅版色刷 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 高野山内を鳥瞰的に描いた木版刷の絵図で、確認されている木版刷の絵図なかでは最もサイズが大きい。画面右上の奥書により、大坂の絵師・橘保春(1750~1816)が、文化10年(1831)7月に下絵を描いたことがわかる。また画面右下の刊記には、高野山の山本平六・経師八左衛門と名倉市場の寄屋喜兵衛の3人の板元が列挙される。堂舎と三鈷の松が刷られた収納袋の外題には、「再刻」とあることから、再刻が許可された文化13年以降の再刻版であることが分かる。袋裏には、関宿(三重県亀山市)の上村伴左衛門による嘉永3年(1850)の所持銘が墨書で記されている。 |