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改正絵入平家物語 かいせいえいりへいけものがたり
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本墨刷 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 平安時代末の平清盛の父・忠盛の昇殿から壇ノ浦合戦まで、平家一門の隆盛と滅亡を叙述する軍記物語。無常観と因果応報観にもとづく中世叙事詩文学の代表作として知られ、琵琶法師の語りによって一般に広く流布した。本品は江戸時代中期の享保12年(1727)に刊行された流布本系統の版本で、挿し絵が多く掲載されている。『平家物語』において紀州は、キャスティングボードを握ることになった熊野別当湛増(熊野水軍)の根拠地などとして重要な位置づけを与えられている。 |