明恵上人歌集

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明恵上人歌集みょうえしょうにんかしゅう

高信

年代	現代
材質・技法	コロタイプ
収蔵館	和歌山県立博物館
解説	原品は、宝治2(1248)年暮春8日の奥書を持ち、明恵の弟子・高信の筆にかかる。冒頭は欠落するものの、歌は片仮名書きで和歌154首と連歌1首を収録する。勅撰集所収の歌には集別の肩書があり、また39首には贈答の相手の歌を示す。湯浅党に出自のある明恵の事績を知る上で貴重な資料である。原品(国宝･京都国立博物館蔵)の約3分の2の大きさに縮小した複製(モノクロ)である。