和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
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紀州沖汽船沈没の場 きしゅうおききせんちんぼつのば

豊川国周

収蔵品情報

年代 近代
材質・技法 錦絵
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  明治19年(1886)年10月23日に発生したイギリス船ノルマントン号事件は、東牟婁郡樫野崎(串本町)沖で沈没した船から日本人乗客全員を取り残したまま、イギリス人乗組員のみ救助されたため、日本国内の世論の強い反発を招いた。この事件を題材とした演劇なども行われるなどしたが、この資料は事件の翌年に歌舞伎化されて新富座(戦前の東京市京橋区にあった劇場)で上演された9代目市川団十郎(1838〜1903)主演の舞台を錦絵にした資料で、沈没する船の帆柱につかまる2人の人物を描く。作者は、幕末から明治にかけての浮世絵師・豊川国周(1835〜1900)である。国周は、明治時代の役者絵絵師の代表的な存在であり、2枚〜3枚続きの画面の作品がその特徴とされる。

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