袈裟襷文銅鐸(雨乞山遺跡)
けさだすきもんどうたく あまごいやまいせき
収蔵品情報
年代 |
現代 |
材質・技法 |
FRP成型 |
収蔵館 |
和歌山県立博物館 |
解説 |
原品は、大正元年(1912)12月、雨乞山(みなべ町)山腹の北斜面で、地下1mからほぼ完形で発掘された。高さ100㎝の突線鈕4式近畿ⅣB式6区袈裟襷文銅鐸で、縦帯が横帯を部分的に切る近畿式B系列に属している。身の文様構成は最も複雑なものである。鈕には大型飾り耳をつけている。外縁第1・第2文様帯を鋸歯文、内縁を重弧文とし菱環綾杉文帯もそなえている。 |