和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
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紀伊国大税帳 きのくにだいぜいちょう

収蔵品情報

年代 現代
材質・技法 コロタイプ
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  原品は、「正倉院文書」正集第37巻に収められて伝来しているもので、紀伊国司が天平2(730)年度の正(大)税の運用を中央政府へ提出した報告書である。冒頭の紀伊国全体の収支を記載した部分の全部と、伊都郡の収支を記載した部分の大半および郡未詳の10行分がある。記載の構成は、はじめに前年度の大税稲の総量(備蓄用の不動穀と賑給・借貸用の動穀の和)・粟穀・運用のための穎稲を書き上げ、その後に天平2年度の各小項目ごとの収支を記し、最後に同年度末の現計および正倉の数などを記載するという形になっている。

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