和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
  1. ホーム
  2. 収蔵品検索
  3. 南紀高松焼 瑠璃釉茶碗

Collection 収蔵品検索

南紀高松焼 瑠璃釉茶碗 なんきたかまつやき るりゆうちゃわん

収蔵品情報

年代 江戸
材質・技法 南紀高松焼
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  外面に瑠璃釉が薄く掛けられた南紀高松焼の茶碗。高台から丸みを帯びて立ち上がり、口縁近くで外反する熊川形の器形である。全体に青みがかった白釉を施し、外面と高台内には瑠璃釉を刷毛で引いたように薄く重ね、見込には白釉のままとする。瑠璃釉は淡めの発色で、外面や底部に残った左回転轆轤の轆轤目が透けて見える。口縁には金泥を焼き付ける。高台内には「南紀/高松」染付銘が残っており、南紀高松窯での制作とわかる。近年の見解では、南紀髙松窯は文政10年(1827)ごろに開窯し、弘化年間(1844〜48)ごろまで創業したとされる。

一覧を見る