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紀伊和歌浦之図 きいわかのうらのず
収蔵品情報
| 年代 | 近代 |
|---|---|
| 材質・技法 | 紙本色刷 |
| 収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 本品は、和歌浦の観光案内のために作られた印刷物である。名草山上から片男波・権現山方面を俯瞰する構図で描かれている。明治26年(1893)5月18日に、和歌山市米屋町七番地の富永正太郎の版により発行され、定価5銭で販売されたものである。明治時代前半の和歌浦を的確にとらえた資料で、余白には鎌倉時代の私撰和歌集である『夫木和歌集』巻第23(雑部5)に収録された源兼昌の和歌「たまつしま いはねのすゝき ほのいてゝ まねけはかへす わかのうらなみ」の和歌があらわされ、古くから風光明媚の場所であった和歌浦は、近年海水浴場が設けられ、割烹店や料亭が開かれて便利になり、旅行者が増えた旨の文章が印刻されている。 |
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