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幡掛松并鎌八幡図絵馬 はたかけまつならびにかまはちまんずえま
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 幡掛松と鎌八幡宮(伊都郡かつらぎ町兄井旧在)を描いた絵馬で、画面中央に巨大な松とその枝に掛かる白い幡の下に集う人々が描かれ、左上方には櫟の巨木を御神体とした神社が配置される。この絵馬にも描かれているように、鎌八幡御神体の櫟の木には、祈願成就のために深々と鎌を打ち込むことが行われており、奇習として知られていた。裏面には、高野山福智院の宥伝が願主として嘉永3年(1850)正月に奉納した旨の銘文がある。鎌八幡宮は明治42年(1908)に丹生酒殿神社(かつらぎ町三谷)に合祀され、鎌が打ち込まれた御神体の櫟の木も、その後枯死した。 |