鷹匠図・業平図・官女図
たかしょうず なりひらず かんじょず
並河甫仙
収蔵品情報
年代 |
江戸 |
材質・技法 |
絹本著色 |
収蔵館 |
和歌山県立博物館 |
解説 |
水辺の柳の下に座る鷹匠、白馬に乗って峠道を進む在原業平、そして小川のほとりにたたずむ2人の官女を描いた作品である。いずれも簡略化された画面が特徴的であるが、これらを3幅対とする意味については不明。各幅に「甫仙惟利画」の款記と「並河之印」(朱文)の印章が据えられる。並河甫仙惟利(生没年不詳)は、江戸在府の紀伊藩お抱え絵師の並河家9代ということであるが、経歴や画業について不明な点が多い。 |