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孔子像 こうしぞう
笹川遊泉
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 絹本著色 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 両袖に龍の縫取のある袞衣をまとって冠をかぶり、拱手して立つ姿の孔子像。画面右下に、「笹川游泉」「源由信印」という笹川遊泉由信(2代、1788~?)の落款が据えられる。2代遊泉は、鷹匠同心・林柳蔵の弟で、初代遊泉の養子となり、鷹の絵をよくしたという。初代および2代遊泉の現存作品数は非常に少なく、また初代と2代とが混同されることもあり、本品のように2代遊泉と確定できる資料は珍しい。画面上部の賛文は、孔子を讃える弟子・子貢の言葉(出典不詳)を、紀伊藩儒学者で学習館督学の山本楽所(惟孝、1764~1841)が記したもの。 |