和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
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文久三年亥二月御上洛御用掛供奉御行烈附 ぶんきゅうさんねんいにがつごじょうらくごようがけぐぶごぎょうれつつけたり

収蔵品情報

年代 江戸
材質・技法 版本
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  紀伊徳川家13代藩主・徳川慶福(1846~66)は、安政5年(1858)に14代将軍家茂として就任した。万延元年(1860)の桜田門外の変後の政局と、対外危機に対処するための公武合体運動の中、文久3年(1863)2~3月、家茂は3代将軍家光以来約230年ぶりに上洛・参内し、孝明天皇の賀茂社・石清水行幸に従った。一般にも大きな関心を呼び、本図のような刷り物も出版された。上3段には、この局面で幕閣の中心を担っていた一橋慶喜(後見職)と松平慶永(春嶽、政事総裁職)をはじめとする行列を折り返して表現し、下3段には各大名の担当職を列挙する。

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