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畔田翠山自筆写本 くろだすいざんじひつしゃほん
畔田翠山
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀伊藩の本草学者として活躍した畔田翠山(1792~1859)が、研究のために様々な文献を抜粋して書写したもの(9冊のうち1冊は自著「古今奇異録」稿本)。翠山の大著『古名録』は、典拠として中国の本草書や府県史などを引用しているが、このような抜書写本類がその素材となったものと思われる。全冊にみられる『畔田翠山翁伝』の選者・山口華城の識語によると、植物学者・伊藤篤太郎(1865~1941)のコレクションに含まれていたものという。伊藤コレクションの多くは、国立国会図書館に架蔵されているが、一部は昭和17年(1942)に売り立てられ民間に流出した。 |