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蘭石図巻 らんせきずかん
野呂介石
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本著色 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が、横長の画面に蘭・霊芝・石・竹などを描いた画巻。巻頭から順に、①霊芝図、②霊芝図、③霊芝に蘭図、④蘭に茨図、⑤霊芝に蘭図、⑥霊芝に蘭図、⑦蘭石図、⑧霊芝図、⑨蘭図、⑩蘭石図、⑪竹図、⑫蘭図、⑬蘭石図、⑭古木図、⑮蘭図、⑯石に霊芝図が描かれる。簡素でおとなしいが、介石の安定した技量を感じさせる。巻末の款記に「文政癸未孟春寫、為無方上人、粲正矮梅陳人隆、時七十又七」とあることから、文政6年(1823)に湯浅・福蔵寺の画僧・平林無方(1782~1837)のために描かれたことが判明する。 |