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紀伊稚山城下之図 きいわかやまじょうかのず
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本著色 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 和歌山城下とその周辺を描いた絵図。道路が黄色、水系が水色、山野が緑色に着彩され、朱色で示された寺社が比較的詳細に記される。武家屋敷地や町人地などには、彩色はみられない。根上がり松の描写もみられる高松村から関戸村付近まで描いている点は、他の城下絵図にあまり類例をみない。三ノ丸に屋敷地を拝領していた野呂介石(九一郎、1747~1828)の表記などにより、景観年代は寛政6年(1794)から同13年までの間と推測される。旧水戸藩士で、明治時代に歴史学者として活躍した内藤耻叟(1827~1903)の旧蔵品。 |