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山水図 さんすいず
堀端養恒
収蔵品情報
年代 | 近代 |
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材質・技法 | 紙本著色 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 画面左下の落款により、紀伊藩のお抱え絵師であった堀端養恒(1800~80)が、68歳の年、明治3年(1869)に描いた山水図であることが分かる。いかにも狩野派風の謹直な画風で描かれており、養恒の狩野派学習の跡を顕著にうかがうことができる。養恒は、幕府のお抱え絵師・狩野晴川院養信(1796~1846)に絵を学び、養信とともに江戸城障壁画の制作に携わっており、養信門下の中では主要な画家の一人であったものと考えられる。ただし、残された作品の数は非常に少ない。 |