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広田家旧蔵資料 ひろたけきゅうぞうしりょう
収蔵品情報
年代 | 江戸~近代 |
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収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 広田家(南家)は、和歌山城下郊外の杭ノ瀬村で医者を営んでいた家である。この資料群は、江戸時代後期を中心に、昭和・戦前期ごろにかけてのものを含む(34件・1,628点)。医者としての資料は、依懸台や百味箪笥のほか、古文書や典籍の中に含まれる医学関係の資料である。医者として裕福な生活を送っていたことを示すのが漆器類や陶磁器類などで、非常に多くの点数が残されている。書画類には、紀伊藩お抱え絵師の堀端養恒の作品や紀伊狩野家の絵師を徳川十六将風に描いた作品などが含まれ、お抱え絵師らとも交流があったものと思われる。武士に準ずる待遇を受けていたようで、薙刀・槍類や陣笠も伝来する。 |