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伊勢熊野筋諸書留 いせくまのすじしょかきとめ
中村四郎左右衛門
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本墨書 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 奥熊野代官を勤めた中村四郎左右衛門(?~1650)が、地方支配に関わる内容を記し、正保2年(1645)に御目付に報告したものである。ほぼ同じ内容のものが2冊あり、①の奥書は正保2年2月付で御目付衆宛て、②の奥書は(正保2年ヵ)閏10月5日付で御目付中宛てとなっている。前半では管轄する奥熊野における本年貢や付加税、小物成、二分口銀などの貢租徴収について、後半では大坂の陣や北山一揆、新田開発、鯨運上、さらに領内の百姓間での公事出入における吟味や仕置などが記されている。 |