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石譜図巻・四碧斎印譜・墨竹図巻(呉鎮詩意) せきふずかん しへきさいいんぷ ぼくちくずかん
野呂介石
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本墨画 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が、福蔵寺(湯浅町)の第12代住職で、介石の弟子であった平林無方(1782~1837)へ描き与えたもので、2巻1冊が一括で二重箱に収納される。①は中国の倪瓚(1301~74)など画家の筆法や皴法に基づく石や山の一部を描いた石譜で、文政6年(1823)1月、介石77歳の時の作品、②は緑色で青海波文の枠を刷りだした印譜用の箋紙を用いて、合計51面の陰影を捺した文政6年12月13日の印譜(頼山陽(1780~1832)跋)、③は様々な姿の墨竹図と竹を詠んだ題詩を書き入れた画巻で、文政9年2月、介石80歳の制作にかかる。 |