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那智・富岳図 なちふがくず
野呂介石・野際白雪
収蔵品情報
材質・技法 | 絹本著色 |
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収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 野呂介石(1747~1828)が描いた那智図に、その弟子の野際白雪(1773~1849)が同寸で描いた富岳図を加えて対幅としたもの。那智図は、款記によると、寛政6年(1794)11月、48歳の介石が実際に那智山を訪れて描いたことが分かる。那智三瀑の図様で、遠景からあっさりととらえた表現になっている。富岳図は、画面の中央向かってやや左寄りに白い富士山を据え、近景から中景にかけては、画面の右下から横長の弧を描くように駿河湾の海岸線を配している。 |