和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION

Collection

葛嶺雑記 かつれいざっき

阿遮羅院仏海

Object Information

Period 江戸
Material and Technique 紙本版刷
Museum/
Collection Repository
Wakayama Prefectural Museum
Remarks  智航によって嘉永3年(1850)に刊行された、葛城修験二十八宿の経塚やその拝所などを詳細に説明する典籍で、江戸時代における葛城山の峰中記として、最も整った内容を示すものと評価される。作者の智航については、犬鳴山七宝瀧寺(大阪府泉佐野市)の僧とする説があったが、極楽寺(中津川行者堂、紀の川市)を拠点として活動した、聖護院配下の行者・阿遮羅院仏海と判明している。

Back