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鳴滝山澗旧遊図 なるたきさんかんきゅうゆうず
野呂介石
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 紙本墨画 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が、紀伊藩儒・菊池衡岳(1747~1805)の七周忌の文化9年(1812)に、追悼の意を込めて制作した作品。画面奥から流れる鳴滝川(和歌山市)のほとりには、琴を弾く人物と茶を烹る童子がおり、川を下ると、両岸に不動堂と弁天堂と思われる堂舎が淡く描かれている。自賛には、衡岳と鳴滝に遊ぶことはもうできないが、七周忌の今日、吹上精舎に集い、本図を描いて追感の情を託して墓前への供物としようと記される。和歌山の茶人・清水曲洲(1830?~82)や漢学者・倉田績(1827~1919の旧蔵品である。 |
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