南紀男山焼 染付山水図香炉

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南紀男山焼　染付山水図香炉なんきおとこやまやき　そめつけさんすいずこうろ

年代	江戸
材質・技法	南紀男山焼
収蔵館	和歌山県立博物館
解説	半筒形の染付香炉で、胴には縦方向に凌線が表され、口縁の周りから雷文、漢詩を記した文字帯、山水図を描いた画像帯、渦巻文の文様帯という文様構成となっている。平滑な内面には釉薬がほどこされ、雷文と山水図が描かれている。高台内には「福」字の染付銘があり、漢詩の末尾に「南紀」「男山」の２字ずつを重枠で囲んだ楷書銘がみられる。なお漢詩は、中国･中唐の詩人･焦郁の五言排律「白雲向空尽」である。

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