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伊東巳代治宛書簡 いとうみよじあてしょかん
陸奥宗光
収蔵品情報
年代 | 近代 |
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材質・技法 | 紙本墨書 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 和歌山市出身の政治家・陸奥宗光(1844~97)が、枢密院書記官長・伊東巳代治(1857~1934)に宛てて出した書簡。年紀はないが、諸条件を勘案すると、明治24年(1891)7月と推測される。この年の5月、陸奥は第1次松方正義内閣の農商務大臣に任命され、8月には内閣政務部長に着任した。この書簡は、政務部設置を提案した陸奥が、伊東を通じて、前外務大臣(伯爵)で枢密顧問官の大隈重信(1838~1922)に、内閣の課題について、意向を確認すべく、面談を申し入れたものではないかと考えられる。 |