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熊野那智権現再興勧進帳 くまのなちごんげんさいこうかんじんちょう
収蔵品情報
年代 | 戦国 |
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材質・技法 | 紙本墨書 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 享禄4年(1531)仲冬下旬、熊野那智山は火災に遭い、神舎・仏像ことごとく灰燼に帰した。本品は、その時焼失した礼殿(拝殿)の再興を企図した勧進沙門某が、喜捨を募るため作成した勧進帖である。巻末に、寄進に応じた駿河守という人物の署判が据えられている。料紙には押界をつけ、金銀の切箔を押す。なお、享禄4年の那智山炎上については、『熊野年代記』に「十一月廿八日、那智山十二社・如意輪堂、寺中悉、山論ノ義ニ、色川ヨリ百余人ヨセテ焼失ス」と所見している。 |
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