和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
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徳川種姫婚礼行列図 とくがわたねひめこんれいぎょうれつず

中津川英智

収蔵品情報

年代 江戸時代
材質・技法 紙本著色
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  紀伊徳川家10代藩主治宝(1771~1853)の正室・種姫(貞享院、1765~94)の婚礼行列を描く。種姫は、御三卿田安宗武(1716~71)の娘で、安永4年(1775)に10代将軍家治の養女となり、天明2年(1782)に元服前の治宝と縁組した。紀伊徳川家にとっては、3代藩主綱教(1665~1705)の御簾中・鶴姫(1677~1704)以来の将軍家からの輿入であり、同7年11月27日に執り行われた婚礼の大層なさまを、この絵巻にみることができる。種姫婚礼行列図は類本が多くみられるが、本作は冒頭を欠くものの、役付きにすべて人名を付記し、誤記や錯簡の少ない正確性の高い写しと評価できる。ただし、朱と黄のみの淡彩で、その他は薄墨でしのぐ。奥書に「文化十一年甲戌春三月上月氏舳而来/偶得見之五日之間卒写之畢/中津川英智」とあり、文化11年(1814)に中津川英智という人物により急ぎ写された写本であることがわかるが、中津川英智や原本を持参した上月氏について、また巻頭巻末に捺された印記「渡邊文庫」についても詳らかではない。

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