Collection
歌仙図下絵 かせんずしたえ
山本養和
Object Information
| Period | 近代 |
|---|---|
| Material and Technique | 紙本著色 |
| Museum/ Collection Repository |
Wakayama Prefectural Museum |
| Remarks | 画面上半に衣通姫命、下半に山部赤人を描き、それぞれ色紙形の中に「わが背子の来べき宵なりささがにの、雲のふるまいかねて知るしも」「和歌の浦に潮満ち来れば片男波、芦辺をさして鶴鳴き渡る」という和歌を記した歌仙絵の形式である。絵は着彩しているが下絵であり、左下の落款によれば、木挽町狩野６代の栄川院典信(1730〜90)の作品を写したものという。同じ木挽町狩野の流れをくむ和歌山の画人・山本養和(２代、1835〜1917)の作品。 |