Collection
送伊藤子序 いとうしをおくるじょ
祇園南海
Object Information
Period | 江戸 |
---|---|
Material and Technique | 紙本墨書 |
Museum/ Collection Repository |
Wakayama Prefectural Museum |
Remarks | 祇園南海は、正徳元(1710)年度の朝鮮通信使来朝に際し、通訳として抜擢され、応接の場面で功を成した。本品は、その際に知りあった加賀藩儒・伊藤佑之(順卿、1681〜1736)の和歌山来訪をうけ、正徳5(1714)年3月、送別の辞としてしたためられた文と思われる。両者の共通の経験として、通信使との交流について言及した部分もみられ、興味深い。なお、この文は『南海先生文集』などには掲載されていない。 |