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四社明神像 ししゃみょうじんぞう
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 絹本著色 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 江戸時代前期に描かれた四社明神像。通例と同様に、4神がそれぞれ曲屏の前の牀座に座した姿で表わされる。上段右の丹生明神は団扇、下段右の気比明神は拂子を持った唐装の女神形、上段左の高野明神は笏を執る束帯姿の男神形、下段左の厳島明神は琵琶を奏でる女神形で描かれる。白犬・黒犬は向拝の下に侍るが、このような白犬・黒犬の配置は、16世紀以降にみられるようになるという。また、厳島明神の童女としての容貌は失われており、琵琶の持ち方も正確でないなど、形式化している点は否めない。 |