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偕楽園焼 黒楽古形洲浜香合 かいらくえんやきくろらくこけいすはまこうごう
森陳章
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 陶磁器 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 古形洲浜形を象り、黒楽釉を施した香合で、身の底面中央に花押が陰刻され、その部分のみは透明釉となっている。身の中央には香を納める楕円形の窪みを造り出し、縁を付けて蓋の窪みと噛み合わせる、印籠蓋造りである。底面の花押は、10代藩主治宝の側近として西浜御殿御広敷御用人を勤めていた紀州藩士森玄藩(陳章・余楽庵)のもの。箱書きのうち、外箱の方は森玄藩の自筆、内箱は吸江斎宗左の筆であり、文政10(1827)年の西浜御殿御庭焼に際し、森玄藩が作成し、楽旦入が焼いたものを、翌11年正月に拝領したことが知られる。 |
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