和歌山ミュージアムコレクション WAKAYAMA MUSEUMS COLLECTION
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心の双紙 こころのそうし

収蔵品情報

年代 江戸
材質・技法 紙本墨書
収蔵館 和歌山県立博物館
解説  「心の双紙」は、享和2年(1802)に定信が病に伏していた際、家臣で狩野派の画家であった竹沢養渓(?~1808)に風刺画風の絵を描かせ、人の心に表裏があることを示して警告し、知行合一の旨の詞を定信が書したものである。11段の詞書と絵の組み合せで構成され、画中にはせりふが記され、心の中の姿が「吹き出し」のように描かれている。原本は確認できず、いくつかの機関に写本が所蔵されているようである。本品も写本の一つで、天保5年(1834)に「宮川侯」の模本を借りて再び模写したことを示す「石伍園」という人物による奥書がみられる。紀伊徳川家の南葵文庫旧蔵資料。

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