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宝珠図並題詠 ほうしゅずならびにだいえい
大原重徳
収蔵品情報
材質・技法 | 紙本墨画墨書 |
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収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 幕末・維新期の尊攘派公家・大原重徳(1801~79)による作品。重徳は、ペリー来航後、攘夷論を主張し、文久2年(1862)5月には左衛門督に任ぜられ、勅使として江戸に向かい、14代将軍・徳川家茂(前紀伊藩主)に藩政改革・攘夷実行の勅旨を伝え、その実現を約束させた。本品h、重徳自筆の絵と題詠で、「此玉は この年月日 真心の 凝かたまりし 玉にさりける」という歌によると、この図は自らの年来の真心が固まって玉になった状態を表しているという。款記には、「金吾大将軍源重徳自讃」と記され、金吾大将軍とは衛門督の唐名であり、左衛門督に任命されて江戸に赴き、解任されるまでの間の時期(文久2年5月~同3年2月)の作と判明する。 |
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