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三夕図 さんせきず
岩瀬広隆
収蔵品情報
| 年代 | 江戸 |
|---|---|
| 材質・技法 | 紙本淡彩 |
| 収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 幕末・維新期に活躍した大和絵師・岩瀬広隆(1808~1877)の作品で、いわゆる「三夕の和歌」を図像化したものである。「三夕の和歌」とは、『新古今和歌集』の中で結句が「秋の夕暮」で終わる、寂連(1139?〜1202)・西行(1118〜90)・藤原定家(1162〜1241)による、それぞれ「さびしさは其の色ともしもなかりけり、槇立つ山の秋の夕暮」「心なき身にもあはれは知られけり、鴫立つ沢の秋の夕暮」「見渡せば花も紅葉もなかりけり、浦の苫屋の秋の夕暮」という3首の和歌のことで、順に円形・扇形・方形の中に連想する図柄が描かれている。古典文学に造詣の深い広隆らしい作品である。款記により、和歌山ヘ来住して約10年後の天保14年(1843)の作であることが分かる。 |
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