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熊野遊記名勝図画 くまのゆうきめいしょうずえ
収蔵品情報
年代 | 江戸 |
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材質・技法 | 版本 |
収蔵館 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 『熊野遊記』1冊と『熊野名勝図画』2冊から構成され、前者は著者が訪れた熊野の紀行文で、後者には道成寺・日高川から始まり、本宮・新宮城・那智山瀑布など、名所旧跡の解説と絵画を載せている。『熊野遊記』は、漢学者で江戸日本橋において書肆を営んだ、須原屋茂兵衛(北畠恪斎、1731~1782)により著された漢文体の地誌・紀行書で、信濃国(長野県)に生まれ、熊野を訪れたこともある文人画家・鈴木芙蓉(1752~1816)の描いた『熊野名勝図画』と一具のものとして、茂兵衛の没後、寛政13年(1801)に刊行された。 |